人「間」
誰かと見た物を 誰かと居た場所を
今も覚えているだろうか
共に同じことを想ひ 同じことを感じ
二人話した事を
今も思い出すことがあるだろうか
私は「ある」
その時思ったこと 感じたこと
全て未だ 私の小さな心の内にある
自分の記憶もその中にあり
抑えられない感情もまた その中にある
人は誰かと触れ合うことで
気持ちを伝え合うことで学び 成長する
今まで出会ったたくさんの人が私に呼びかける
全ての人が今の私を作り上げている
影響されずに生きていける人などはいない
いや 影響されずに生きていけるならば 既に人ではない
人は常にその「時」を生きる自分の心に近い人
大切な人から 何かしら影響を受けるものだ
それは、友人であったり 家族であったり 恋人であったりする
その人との間で起きる「こと」から影響を受けたりもする
その「こと」は自分を幸せな気持ちにするものであったり
思いだすだけで嫌なものであったりもする
人は嫌なことから逃げようとする生き物だ
嫌なことは全て忘れ
幸せな気分だけに浸ろうとする
だが 忘れることは出来ないのだ
それは 自分が一番分かっていることなのだ
幸せな記憶の上につねに霧がかかるのは
嫌なことを忘れようとする心があるからだ
それならばいっそ こう考えるほうが良いのではないか
私は今まで出会った全ての人
今まで起きた全てのこと
幸せな気持ちも 不幸せな気持ちも
思い出すのがつらいことも
自分がしてしまった失敗も
誰かに言ってしまった ひどい言葉も
全てが今の私を作っている
全てが今の私を支えている
まだ人生の半分も生きていない
四分の一だって生きてやいないはずだ
これからも数々の出会いが
時には別れが 私を待っていることだろう
けれども全てのことを通じて 一歩成長できる
後悔することで私は成長できる
今の自分よりも 少しでも好きな自分になっていける
その「時」を生きる自分にとって大切な何かを通じて
私はまた一歩大人になれると
全てを受け入れることで こう思えてくる私がいる
これから先まだまだ色んなことがあるだろう
深く心に刻まれて
今よりも もっと深い想い出になることも起きるだろう
けれども忘れないでほしい
全てを通じて 私は私になっているんだということを
※あとがき
塾で勉強中にふと思い出した「こと」があり
そこから一気にこの詩を思いつき
パソコンに向かって約5分で書き上げました
あることを経験したから 乗り越えたから
今の私はここにいる 無理に忘れることはない
それが実は自分の糧になっているんだと
そう思うことで強くなれるような気がしました
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